睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まったり弱くなったりすることで睡眠の質が障害され、体に様々な不調をきたす病気です。その多くがいびきを伴い、自覚症状が少ない(分かりにくい)ことが特徴です。
無呼吸症候群の多くは、上気道の閉塞や狭窄によって起こりますが、その原因は肥満に伴う上気道軟部組織への脂肪沈着、扁桃肥大、小顎症、巨舌症などの形態的異常と、上気道筋の活動度の低下による機能的異常に分けられます。十分な睡眠をとっているつもりでも、無呼吸のせいで脳や身体が休まらないので、昼間の眠気や疲労感が増し日常生活に影響を及ぼします。居眠り運転による重大な事故が起きると社会的な責任を問われる可能性があります。
また、中等度以上の睡眠時無呼吸症候群を放置していると、夜中に突然死したり、脳卒中や心臓発作・不整脈などが起こりやすくなることが報告されています。
タバコをやめたい、でもやめられないとお悩みではありませんか?当院の禁煙外来は、そんなあなたの禁煙のお手伝いができます。
禁煙外来では、医師による禁煙のアドバイスに加えて、禁煙補助薬の処方を受ける事ができます。タバコをやめたいのにやめられない原因は、ニコチン依存症かもしれません。禁煙補助薬はニコチンが切れるとつらくなる、そんな症状を緩和してくれる治療薬です。
禁煙できないのは意志が弱いからではありません。ニコチン依存症という病気だからやめられないのです。禁煙をお考えの方は当院にご相談ください。
初診の流れをご説明します。
ニコチン依存症のチェックをして、健康保険適用の可否を確認します。
あなたの息の中の一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)がどの程度か確認します。
あなたの「禁煙開始日」をご相談しながら決めます。「禁煙宣言書」を作ります。
あなたの健康状態やこれまでの喫煙歴、禁煙歴をお聞きします。ニコチン切れ症状への対処法を一緒に考えましょう。
禁煙補助薬の特徴と使い方をお伝えします。あなたに合ったお薬を選びましょう。
2回目以降の診察は、おおむね2週間ごとにご来院いただきます。
呼気一酸化炭素濃度の測定や禁煙のアドバイスを行います。不安や気になる症状などございましたらお気軽にご相談ください。
診察の回を追うごとに禁煙に慣れ、また禁煙の効果も現れてきます。今後も禁煙を継続するために何が大切かを一緒に考えましょう。
以上5点が当てはまる方は健康保険が適用されます。ご不明点ございましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。